ナンデモ解決!勉強ブログ
2025.10.23
現代の子どもたちが昼間に眠くなる理由
こんにちは!
英才個別学院 八丁畷校の室長、池田です。
最近、授業をしていて強く感じることがあります。
それは——**「集中力が続かない子が本当に増えた」**ということ。
30分で終わる課題を、だらだらと3時間…。
「やる気がない」というよりも、「集中できない」状態の生徒が非常に多いのです。
そしてその背景には、食生活・睡眠リズム・情報環境の変化があります。
🧩なぜ昔より集中力が続かなくなったのか?
1️⃣ スマホやタブレットによる“脳の過剰刺激”
ブルーライトが睡眠ホルモン「メラトニン」の分泌を抑え、
脳が休まる時間が短くなっています。
2️⃣ 糖質・脂質中心の食生活による血糖値スパイク
菓子パンやジュースで朝を済ませる子が増え、
血糖値が乱高下して昼に強い眠気が出る。
3️⃣ 外遊びの減少による日光不足
体内時計がリセットされず、眠気と覚醒リズムがズレる。
結果、脳が「エネルギーを出し切った状態」で一日を過ごしているのです。
📊データで見る20年間の変化
指標 | 2005年 | 2025年 | 傾向 |
---|---|---|---|
糖質摂取量 | 約290g | 約310g | ↑ 菓子・清涼飲料の普及 |
脂質摂取量 | 約55g | 約70g | ↑ 惣菜・外食・冷食文化の定着 |
共働き率 | 約45% | 約63% | ↑ 忙しさと時短食の常態化 |
外食・中食率 | 約28% | 約43% | ↑ 「手軽さ」が栄養より優先に |
💬「30分課題を3時間」は“集中力エネルギー”の枯渇
子どもたちの多くは「頑張る気持ち」は持っています。
でも、脳のエネルギー源が切れているから集中が続かない。
だから、“だらだら”は怠けではなく、エネルギー不足のサインなのです。
この「脳のガソリン」を作るのが、食事・睡眠・運動。
つまり、生活リズムを整えることが最強の勉強法なんです。
🥇池田の学生時代:集中力の極意は「準備」
私は中学1年生から高校3年生まで、
毎年7月20日に夏休みの宿題をすべて終わらせていました。
「そんなの無理!」と言われますが、実は“やる前の準備”が全てです。
机の上を整え、スマホ(当時は携帯)を遠ざけ、
体のコンディションを最高にして、一気に走り切る。
まさに「スポーツの全国大会に挑む」ような気概でした。
集中力は偶然ではなく、準備でつくるもの。
この姿勢は、今の勉強にもそのまま通じます。
(ちなみに最後に昼寝をしたのは1歳の時です笑)
🍽️「完全食」という現代の“集中維持ツール”
最近では、私自身も「完全食」を上手に活用しています。
🧃完全食とは?
「人間が生きるのに必要な栄養素(たんぱく質・脂質・糖質・ビタミン・ミネラルなど)」を
バランスよく、手軽に摂れる食品のことです。
有名なものでは「COMP」「BASE BREAD」「Huel」などがあり、
粉末・ドリンク・パンタイプなどさまざまな形で販売されています。
私は特に朝や昼に仕事が立て込む日は、
-
朝:完全食
-
夜:完全食(たまに固形物 あごの筋肉を衰えないために)
というリズムで、血糖値が安定し、集中が途切れにくくなりました。
🌙最後に:眠気は“怠け”ではなく“現代の副作用”
今の子どもたちは、昔よりはるかに多くの情報と刺激の中で生きています。
その中で「眠い」「だらける」と感じるのは、自然な反応です。
だからこそ、
「やる気を出せ」ではなく、「集中できる環境を整える」
これを意識するだけで、結果は大きく変わります。
英才個別学院 八丁畷校では、
単に“教える”だけでなく、
生活・思考・習慣を整えて“勉強がはかどる脳”を育てるサポートをしています。
この冬も、生徒全員が「最強の集中力」を発揮できるよう、
一緒に走り抜けましょう💪✨