ナンデモ解決!勉強ブログ
2025.08.28
攻玉社中学 国語の入試問題分析
みなさん、こんにちは!
英才個別学院 八丁畷校の池田です。
今日は 攻玉社中学の国語の入試問題 について、過去5年分を分析した結果をお伝えします。
◆ 大問構成の特徴
攻玉社の国語は毎年 5大問構成。
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漢字の読み書き
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熟語・四字熟語など語彙問題
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知識応用(ことわざ・熟語・語彙)※年度によって形式が変化!
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文学的文章の読解(小説など)
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説明的文章の読解(評論や随筆)
特に注目したいのは 大問3。
毎年出題形式が異なり、知識を単純暗記するだけでは対応できません。
「ことわざ完成」や「未使用漢字を選ぶ」など、思考力と応用力を試される問題です。
◆ 配点と時間配分のカギ
全体は 50分・100点満点。
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大問1~3は「基礎・知識」中心で 配点は少なめ。
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しかし!入試の合否を分ける 瀬戸際のときに大きなカギ となります。
一方で、 大問4・5の長文読解が全体の6割を占めるため、ここで得点を安定させることが必須です。
◆ 記述問題の位置づけ
記述問題は 1題のみ・最後に配置 されています。
この設計が非常に良い!
なぜなら「最後まで集中して読解できる受験生かどうか」を見極める狙いがあるからです。
ただし、この記述は難問というより「まとめの確認問題」。
差がつくポイントではなく、落とさないことが重要です。
◆ 攻略のポイント
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大問1~3を確実に取る
→ 基礎知識の積み重ねが命。ここを落とすと後で挽回できません。 -
アクティブリーディングを徹底する
→ 算数の図や計算と同じように、国語も本文に「線を引く・メモを残す」ことで理解が深まります。 -
選択問題で正確に一致させる練習
→ 記述以外の部分で確実に得点することが合格点への近道です。
◆ まとめ
攻玉社の国語は、
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基礎(漢字・語彙)でミスしない力
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応用(大問3)で柔軟に対応する力
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読解(大問4・5)で粘り強く書き込みながら読む力
この3つが合格のカギを握っています。
受験は最後まで「小さな積み重ね」で勝負が決まります。
当校では アクティブリーディングの実践練習 を通じて、「読みながら考える」力を育てています。
攻玉社を目指す方、または国語読解に不安を抱えている方は、ぜひ一度ご相談ください!