ナンデモ解決!勉強ブログ
2025.08.27
神奈川県入試英語「問7」攻略の極意
英才個別学院 八丁畷校の池田です。
神奈川県入試の英語で毎年出題される「問7(資料活用型長文問題)」は、多くの生徒が「時間がかかる…」「細かい条件を見落とす…」と悩む大問です。
しかし、実は正しい解き方の型を身につければ安定して得点できる分野でもあります。
理想的な時間配分
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(ア):3.5分
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(イ):4.5分
(ア)は比較的ストレートですが、(イ)は条件が複雑で少しひねりがあるため、時間を意識して取り組みましょう。
解くときの流れ(池田流)
実際に私が解くときに意識しているポイントを紹介します。
① 最初にQuestionを読む
先に設問を確認することで、「何を探しにいくのか」を頭にセットしてから本文に入ります。
👉 ゴールを知ってから走り始めるイメージ。
② 注目する点を意識して読む
資料や会話文の中で「どこをチェックすべきか」を意識。
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条件(雨天中止/満席など)
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人物の選択・意見
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金額や年齢区分
③ 書き込み(メモ)を順次していく
読みながらメモを取り、解釈を整理。
👉 メモは「答えを導くための地図」。
④ メモの大事な点は5W1H
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Who(誰が)
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What(何を)
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When(いつ)
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Where(どこで)
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Why(なぜ)
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How(どうやって)
ここを押さえると「情報の取りこぼし」が激減します。
⑤ 計算が出ると仮定しながら読む
入試英語の「問7」では高確率で金額計算が出題されます。
👉 読みながら「ここは計算問題に出るな」と仮説を立てておくことで、最後に慌てず対応できます。
普段からの勉強で大切なこと
「問7」をスムーズに読むためには、英語を英語で理解する感覚が不可欠です。
そのためにはやはり音読学習。
声に出して英文を読むことで、語順のまま理解する力が鍛えられ、試験本番でも「日本語に訳す前に意味をつかむ」ことができます。
まとめ
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最初にQuestionを読む → ゴールを先に確認
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注目点を意識して読む → 条件・選択・数字
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順次メモで整理 → 5W1Hを中心に
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計算問題を予測しながら読む → 仮説を持って読む
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普段から音読で訓練 → 英語を英語で理解
こうしたステップを意識すれば、問7は「時間が足りない大問」から「得点源の大問」に変わります。
八丁畷校では実際に先生が横でこのプロセスを言語化しながら指導しているので、解き方の型をそのまま身につけられるのが強みです。