ナンデモ解決!勉強ブログ
2025.08.24
横浜平沼高校の特色検査はどこまで重要?
こんにちは!英才個別学院 八丁畷校の池田です。
受験生や保護者の方からよくいただく質問に、
「特色検査ってどれくらい勉強すればいいんですか?」 というものがあります。
実はこの答えは、志望校によって大きく変わります。
① 各校の入試比率の違い
神奈川県の進学重点校では、合否は 「5教科の学力検査」「内申」「特色検査」 の比率で決まります。
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横浜翠嵐高校:7:3:3
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湘南高校・多摩高校:6:4:2
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横浜平沼高校:5:5:1
この比率を見れば分かるように、翠嵐・湘南・多摩は「特色検査の比重が非常に大きい」一方、横浜平沼は「5教科の比重が圧倒的に大きい」ことが分かります。
② 平沼の特色検査の実際
横浜平沼高校の特色検査は 大問4題構成です。
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大問1:英語メイン
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大問2:国語メイン+他科目の複合
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大問3・4:高校独自の思考力・資料処理系問題
ここで重要なのは、特色検査の平均点が2025年はだいたい42点/100点 という事実です。
つまり多くの受験生が40点前後に集中し、実際には 特色検査では大きな差がつきにくい のです。
③ 実際に差がつくのは「5教科」
例えば、特色検査が同じ 42点 でも、
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5教科で 400点の生徒
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5教科で 380点の生徒
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5教科で 350点の生徒
と、合否を分ける差は5教科の点数でついていることが多いのです。
言い換えると、横浜平沼の場合は 特色検査だけで逆転することは難しく、5教科の得点力こそが合格のカギになります。
④ 特色検査の正しい対策法
では特色検査は不要なのか?というと、そうではありません。
“量より質”で効率よく取り組むことが重要です。
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英語が得意なら → 大問1で安定得点
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読解が苦手なら → 大問2の基礎を拾いに行く
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数学的思考に強いなら → 大問3・4を型で固める
こうした 大問ごとの正答率や生徒の特性に合わせたカリキュラム を組むことで、少ない時間でも得点力を上げることができます。
⑤ 英才個別学院の進路指導
英才個別学院 八丁畷校では、単に「特色もやろうね」という指導ではありません。
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各高校の比率の違い(翠嵐・湘南・多摩と平沼の差)
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特色検査の大問別の特徴や正答率
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各生徒の得意・不得意
これらをふまえて、**「この生徒さんは5教科で+10、特色は+2~3を狙う」**といった具体的なカリキュラムを作成しています。
⑥ まとめ
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翠嵐(7:3:3)、湘南・多摩(6:4:2)は「特色が合否を大きく左右」
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横浜平沼(5:5:1)は「特色は差がつきにくく、結局は5教科で勝負」
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特色は“型をしぼった効率的対策”が最適
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5教科を固めることが特色にもつながる!
英才個別学院 八丁畷校では、こうしたデータに基づいた進路指導で、一人ひとりに最適な戦略を提案しています。
不安な点はぜひご相談ください。