ナンデモ解決!勉強ブログ

2025.08.17

【大学入学共通テスト国語 過去5年の徹底分析!2026年は難化か?】

高校入試の科目やら

中学入試のよく受験される学校について書くことが多いのですが・・・

 

実は

大学入学共通テストに関しても

マニアックに知っております😆

 

室長 池田が分析した共通テスト国語についての分析結果は↓↓ 

1. 平均点の推移(2021〜2025)

  • 2021年:117.51点

  • 2022年:110.26点(前年度比 −7.25)

  • 2023年:105.74点(−4.52)

  • 2024年:116.50点(+10.76)

  • 2025年:126.67点(+10.17)

➡ 2021〜2023年は「難化トレンド」、2024年から回復、そして2025年は平均126点台の“激易化” となりました【web†source】。


2. 2025年 共通テスト国語の出題構成と特徴

  • 大問数:4題→5題

  • 試験時間:80分→90分

  • 配点:200点(現代文110点/古典90点)

    • 第1問 論理的文章(評論)=45点

    • 第2問 小説=45点

    • 第3問 実用文+資料=20点

    • 第4問 古文=45点

    • 第5問 漢文=45点

易化要因

  1. 選択肢が4択中心(迷い減少)

  2. 評論・小説が単素材で読みやすい

  3. 実用文(資料問題)新設:直感的に解きやすく、得点源になりやすい


3. 大問別の文字数・設問数・読むスピード

大問 内容 本文文字数(目安) 設問数 1分で読むべき文字数(平均)
第1 論理的文章(評論) 約3,800字 10問 約95字/分
第2 小説 約4,300字 7問 約107字/分
第3 実用文+資料 約2,000字+図表 5問 約100字/分+図解処理
第4 古文(2本文) 約1,150字×2 7問 約77字/分
第5 漢文(2本文) 約1,800字 9問 約120字/分

設問数は20〜45点に比例して重め。資料問題(第3)は設問が少ないため、処理速度を意識すれば“得点効率”が高いパートです。


4. 推奨時間配分(2025年版)

大問 配点 推奨時間
第5 漢文 45点 13分
第4 古文 45点 15分
第3 実用文 20点 12分
第2 小説 45点 18分
第1 論理的文章 45点 32分
合計 200点 90分

➡ 「漢文→古文→実用文→小説→論説」の順で解き、最後に評論に時間をドンと割くのが鉄板戦略。


5. 2026年は難化?易化?

2025年の易化要因

  • 出題が「読みやすい・選びやすい」方向に大きく振れたため、全国平均が一気に上がった。

新傾向2年目=難化仮説

  • センター試験から共通テストへ切り替わった2021年は初年度:平均117.5点。

  • ところが2年目の2022年は110.2点へ急落。形式が定着し始めた段階で、出題者が“揺り戻し”をかけて難化させたと考えられます。

  • この「新傾向2年目=難化現象」は過去の例からも見られる動きです。

2026年の予想

  • 易化シナリオ:形式安定 → 受験生慣れで120点台維持。

  • 難化シナリオ(可能性高め):

    • 実用文資料が複雑化

    • 論理展開の抽象度アップ

    • 選択肢が再び5択へ戻る

  • よって、2026年は2025年より難化に転じる可能性が高いと予測します。


6. まとめ(八丁畷校 池田より)

  • 2021〜2025年の平均点推移から、2025年は激易化の特例年

  • 大問別の文字数・設問数・時間配分を意識することで、戦略的に点を積み重ねられる。

  • 2026年は新傾向2年目。センター→共通の歴史から見ても、平均点が再び下がる=難化の公算が大きい。

👉 対策の要点は、

  • 時間管理を徹底(漢文13分→古文15分→実用12分→小説18分→論説32分)。

  • 1分あたりの読解スピードを意識(評論95字、小説107字など)。

  • 古典知識+資料読解の強化

「戦略で勝ち切る国語」を合言葉に、2026年入試に備えていきましょう!

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