ナンデモ解決!勉強ブログ
2025.08.12
数学が苦手?今日から変わる!成績アップの鍵はノートへの“書き込み”
算数・数学が得意な子の共通点は…「書き込む人」だった!
みなさん、算数や数学が得意な子のノートや問題集を見たことがありますか?
共通していること、それは――
「とにかく書き込んでいる!」 ということです。
暗算派がハマる落とし穴
「暗算で解いちゃう方がカッコいい!」
「途中式は頭の中でやってるから大丈夫!」
こう思っている人も多いかもしれません。
でも、これは得点力を下げる大きな原因です。
教育心理学の研究(Sweller, 1988, 認知負荷理論)によれば、
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頭の中だけで複雑な計算や論理を処理すると、ワーキングメモリがすぐにいっぱいになる
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書き出すことで、記憶の負荷が減り、より正確で早い解答が可能になる
つまり、「書き込む」ことは脳の負担を減らし、ミスを防ぐ科学的な方法なのです。
実例:室長池田の“ガチ解き”写真
下写真に掲載している写真は、室長池田が実際に2次方程式の文章題や図形問題を、書き込みながら解いたときのものです。
(字の綺麗・汚いは置いておいて…笑)
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問題文に直接条件を書き込み
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図に長さや角度を追加
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式の流れを残して確認
こうすることで、「考え方が目に見える」状態を作り出します。これは算数・数学が得意な生徒が必ずやっている習慣でもあります。
書き込み習慣の科学的メリット
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間違いにすぐ気づける
途中式や図を書き込めば、計算ミスや勘違いに早く気付けます。 -
思考の整理ができる
問題文の条件を図や表にすることで、複雑な情報がスッキリ。 -
記憶の定着が強化される
手を動かすことで、脳の海馬が活性化し、記憶が長期保存されやすくなります(Mueller & Oppenheimer, 2014)。 -
試験本番での安定感UP
書く癖がついていれば、緊張しても手順を飛ばさず、得点ミスが減ります。
今日からできる「書き込み習慣」3ステップ
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問題文に線・丸・矢印で条件を整理
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図は自分で書き直し、条件を書き込む
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暗算できる問題も、必ず途中式を残す
まとめ
算数・数学が得意になる近道は、才能やひらめきではなく**「手を動かす習慣」**です。
脳科学でも証明されている通り、「書く」ことは理解力・記憶力・正確性をすべて底上げします。
「書き込む人」が、算数・数学を制する!
今日からノートと鉛筆をフル活用して、得意科目にしていきましょう!